メニュー

肛門専門外来

●当院では、火曜日の夜診に肛門診療を専門に行っております。予約制で、1人1人の患者様に丁寧な診察とご説明を行い、適切に治療していきます。(予約無しでも勿論診察いたしますが、少しお待たせするかもしれません。ホームページ上からご予約できます)

ご予約はこちらから→初診予約

 

●お尻のことでお困りの方もまず当院にご相談ください。適切な診断、治療を行い、必要時は連携医療機関にご紹介いたします。

 

“痔”について


●お尻の病気の中でも痔は非常に頻度の多い疾患です。一説には日本人の3人に1人は痔で悩んでいるといわれています。

●痔と一口に言っても痔核(内痔核、外痔核)、裂肛、痔瘻が含まれ、痔核が5-6割を占め、裂肛と痔瘻がそれぞれ1-2割程度です。

 

 

痔核の治療


保存療法

 痔核を良くするには何といっても排便習慣、ライフスタイルの改善が一番重要です。その上で、内服、坐薬軟膏等を用いて腫脹した痔核の消炎を図ります。

硬化療法(ジオン注射)

 外痔核には適応となりませんが、出血・脱出を繰り返す内痔核に適応となります。手術療法よりも術後の痛みの程度が軽く、当院では日帰りで行っております。

手術療法

 保存療法で改善しない外痔核、症状の強い内痔核等は手術で切除することが必要となります。7‐10日の入院が必要となります。

 

痔核四段階硬化療法について(ジオン注射)


ジオン注射の特徴

 日帰りで行うことができ、いわゆる “切らない痔核の手術” です。切除する手術とほぼ同等の成績が得られるとも言われています。何より、治療後の患者様の負担が軽いのが特徴です。しかしそうはいっても、特有の合併症があるため注意が必要です。ジオン注射はある一定の資格を持った医師のみが行うことができます。

適応

 基本的には内痔核に対して適応となりますが、症状・患者様の希望次第では外痔核を合併していても症状コントロール目的に施行することもあります。気になる方はまずご相談ください。

手技の実際

 

 

 

 

裂肛の治療


保存療法

 裂肛はほとんどが便秘、硬便が原因となります。排便習慣の改善、便通のコントロールと痛みに対しての薬物療法を行います。

手術療法

 肛門括約筋の緊張が強いとき、保存療法で改善しない時は手術が必要になることもあります。

 

痔瘻、肛門周囲膿瘍の治療


痔瘻

 痔瘻は肛門陰窩から細菌が入り込み肛門腺が感染し、それによる炎症で通り道ができてしまい、多くの場合は肛門周囲膿瘍を発症します。肛門周囲膿瘍をまず治療し炎症を落ち着かせてから、通り道を切除する根本的な手術加療が必要となります。

肛門周囲膿瘍

 先述の通り、痔瘻は肛門陰窩から細菌が入り込みそれによる炎症で通り道ができてしまい、多くの場合は肛門周囲膿瘍を発症します。肛門周囲膿瘍をまず治療し炎症を落ち着かせてから、通り道を切除する根本的な手術加療が必要となります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME